2009年03月10日
いつまでも、ふたりで

数年前、ともに100歳を越えた夫婦がテレビに出ていた。
二人暮しで元気に生活されている。
20歳で恋愛結婚された二人は仲が良く、活発に言いあってはよく笑う。
よく触れ合うし、睦まじい。
そんな二人の生活を覗いてみると、80年も連れ添いながら…
いや、長く連れ添ったからこその秘訣がある。
起床時間、就寝時間、日中の活動、趣味、風呂に入る日数など
まったく一致しないのである。
食事だけは妻の用意したものに多少の好みをわけて一緒にとる。
アミトのお客様の話を聞いても、年をとるごとに就寝や起床、食の好みがわかれ、同居家族に不満を持つ人が多いことが気になる。
「私は私、あなたはあなた」でいながら円満な夫婦は少ないのではないだろうか。
実践できたから長生きか、
長生きだから実践できたのか…。
見ているだけで幸せが伝染しそうな、ご夫婦でした。
Posted by ノア at
23:27
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2009年03月10日
色の魔法が解ける頃
年の近い姉と2人姉妹である。
負けず嫌いな私を気遣った母は、姉とお揃いの物を買ってくれた。
お揃いのワンピース・タオルケット・ハンカチ…。
ただ、色は殆どの場合、ピンクと水色。
姉が先に手を出すと必ずピンクを取った。
たいていの物を私に先に選ばせた、
母の姉への思いだったのだろう。
私の目から見ても、優しい印象の姉にピンクはよく似合った。
私は…水色を綺麗だと思った。
すごく綺麗な水色を自分の色だと思い、大好きになった。
年月が過ぎ、揃いの物を買わなくなった頃
母が買ってきたピンクの服に嫌悪感を覚えた。
つい10年ほど前まで、赤やピンクが大嫌いだった。
けど…
ある時、大切な人からピンクのカーディガンをもらった。
それを着た私は、
自分でも、まんざらじゃないと思った。

ピンクを姉の色と納得するために
幼いながらも私は
ピンクが嫌いだと自分に暗示をかけたのだ。
最近、好きな色がたくさんあることに気付いた。
負けず嫌いな私を気遣った母は、姉とお揃いの物を買ってくれた。
お揃いのワンピース・タオルケット・ハンカチ…。
ただ、色は殆どの場合、ピンクと水色。
姉が先に手を出すと必ずピンクを取った。
たいていの物を私に先に選ばせた、
母の姉への思いだったのだろう。
私の目から見ても、優しい印象の姉にピンクはよく似合った。
私は…水色を綺麗だと思った。
すごく綺麗な水色を自分の色だと思い、大好きになった。
年月が過ぎ、揃いの物を買わなくなった頃
母が買ってきたピンクの服に嫌悪感を覚えた。
つい10年ほど前まで、赤やピンクが大嫌いだった。
けど…
ある時、大切な人からピンクのカーディガンをもらった。
それを着た私は、
自分でも、まんざらじゃないと思った。

ピンクを姉の色と納得するために
幼いながらも私は
ピンクが嫌いだと自分に暗示をかけたのだ。
最近、好きな色がたくさんあることに気付いた。
Posted by ノア at
00:29
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