2009年03月23日
地球に愛をそそぐ男

九重に私が尊敬する青年がいる。
彼は花と野菜を生産している。
彼の家では代々、それで生活してきた。
しかし、
近年、急激に生活が苦しいと言いだした。
仕事は?
寝る間もないほどにあるそうだ。
大手企業の参入やいろんな理由で、花や野菜の価格が下がっている。
生活できないなら違う仕事を?
「いいえ。」
彼は、鮮やかに答える。
彼&彼等は知っている。
植物を育てることが地球を守り、生命を守ることだと。
そして、休む日もなく…
「人恋しいってか、彼女も欲しい。
でも、こんな山奥ではね…。
デートする暇もないし。
いいとこなんですよ。
川の音、緑を越えてくる清浄な風…。
山奥は最高に良いとこ。」
こんな愛に満ちた人達に支えられて
私達、街暮らし(大分の中では)の人間は冴えない日々を送っているような気がする。
こんな人達の生活が苦しい世の中は、何かがおかしい。
どこか間違ってる。
そろそろ、真剣に考えなければいけない頃…
砂時計の最後の1粒が落ちる前に
砂時計をひっくり返せないものか…。
Posted by ノア at
01:09
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