2009年03月23日

地球に愛をそそぐ男

地球に愛をそそぐ男

九重に私が尊敬する青年がいる。


彼は花と野菜を生産している。


彼の家では代々、それで生活してきた。


しかし、

近年、急激に生活が苦しいと言いだした。


仕事は?

寝る間もないほどにあるそうだ。


大手企業の参入やいろんな理由で、花や野菜の価格が下がっている。


生活できないなら違う仕事を?


「いいえ。」

彼は、鮮やかに答える。


彼&彼等は知っている。


植物を育てることが地球を守り、生命を守ることだと。


そして、休む日もなく…


「人恋しいってか、彼女も欲しい。
でも、こんな山奥ではね…。
デートする暇もないし。
いいとこなんですよ。
川の音、緑を越えてくる清浄な風…。
山奥は最高に良いとこ。」


こんな愛に満ちた人達に支えられて
私達、街暮らし(大分の中では)の人間は冴えない日々を送っているような気がする。


こんな人達の生活が苦しい世の中は、何かがおかしい。


どこか間違ってる。


そろそろ、真剣に考えなければいけない頃…



砂時計の最後の1粒が落ちる前に

砂時計をひっくり返せないものか…。



Posted by ノア at 01:09│Comments(7)
この記事へのコメント
こんばんわ、
おじゃまいたします。
昨日、ホームワイドに久々に寄って思いました、
鉢ものの花が以前より随分安くなっているなー、って。
これじゃ、生産者はたまったもんじゃないですよね。
不況時の常なんでしょうが、デフレ化が進行中なんでしょうか、
九重のお知り会い、なんとか頑張ってほしいものですね。
状況を知らない私がいうのもなんですが、工夫した直販とかがよいのでは。
Posted by sakapasakapa at 2009年03月23日 01:26
sakapa様
コメ、ありがとうございます。
私も詳しくわかんないですが、野菜なんか、規格外でも生産者の口に入らないそう。大分県民にも!大分産は質が良いから県外に行くそう。それでも苦しい生活のようです。彼等は大切なこと、沢山、知ってる。なんか、講義してほしいですね(^^)
Posted by アミトの『あ』 at 2009年03月23日 02:06
砂時計は元には戻せないと思う。しかし、
砂が落ちる速度や、容量を変えることは
出来るよね~。この先、農業転換期が
来るような予感はあるね。食糧危機とか、
世界的なビジネスとして発展するのではと。
Posted by ヤイころ at 2009年03月24日 02:15
ヤイころ様
農業だけでなく、すべてのバランスがおかしいですよね。なんとかなんないか、世の中(´`)
Posted by アミトの『あ』 at 2009年03月24日 17:18
その地域は彼だけが農家されているんでしょうか?

周りの環境が解らないので
一概には言えませんが、
小さな組合を作ったりできないのかな~?

アイデア、企画なら、いっぱい書けるのですが、長いコメントになるのでこの辺で。
Posted by *(アスタリスク) at 2009年03月24日 18:37
*様
ありがとうございます。
もちろん、組合&会社も作って人も雇う規模でやってます。今まで1000円のものが10円で取引されるような感じですね。早く言えば。
Posted by アミトの『あ』 at 2009年03月24日 18:48
*様
続きます(^^)
近年、農業、林業、酪農家など…大変だというニュースが多くて… 農業に限らず、私みたいな整体でも販売でも何でも、自分が自分が…だけでなく、世のため地球のためを考えてみんなが働けたら良いなぁと思うんです。
Posted by アミトの『あ』 at 2009年03月24日 20:05
 
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