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2009年06月30日

追悼…



マイケルの昔のビデオクリップを見ながら涙ぐむ


エルビスのビデオを見ながらドキドキする


それなのに、なぜに彼らの死ぬ間際

私達は、そんな映像を振り返らずに

批判ばかりしていた。


亡くなってから


夜も眠れないほど泣き通す人々…


マイケルやエルビスは…


死の付近でソレを願ったのだろう


しかし…


何故か人々は振り返らずにいた。


そして、マイケルの初七日まで、彼のビデオや音楽とともに涙する人々は、少なくない。







  

Posted by ノア at 23:19Comments(4)

2009年06月19日

白い歯とヨダレの関係

赤ちゃんの歯が白いのは若い象牙質の色と、天然のデンタルリンス「唾液」によるものらしい。

常に口からよだれを垂らすほど唾液量が多い赤ちゃんは、虫歯になることがほとんどなく、口臭も少ない。

唾液には洗浄効果、免疫効果があり、エナメル質を構成するミネラル成分を保護修復する再石化作用まで持つ。

赤ちゃんの歯は食器同様、マメに洗われているわけである。

加齢とともに唾液の分泌が減るので水を含むなどして潤いを与えるのが大事だ。


歯のくすみの原因には象牙質の黄ばみの他に「ステイン」という着色汚れがある。

お茶(緑茶より茶色いお茶のほうがアクが強く着色しやすい)、 などはステインになりやすい。

豆から挽くコーヒーは粒子が細かいので歯より舌に吸収され、イメージより着色しない。

茶色いお茶よりステインになりやすいのは赤ワインなので、赤ワインを飲む前には水か唾液で口内を潤わせると良い。

お茶や赤ワインのステインの原因はタンニンである。


もちろん、最大の敵はタバコのヤニである。  

Posted by ノア at 11:51Comments(3)

2009年06月19日

マニュアル優勢日本

某会社の方と話した。


先日、その方の会社で、彼の部下Mさんの担当工事中に珍しいミスが起きた。

通常ならMさんの指示は最良の選択と思えることだったが、結果は他の要因で失敗だった。


某会社の方は悔しそうに言った。

「経験とカンから…かつては称賛されることだった。」

しかし…

始末書に記述することでMさんの評価が下がる。


現代の公務員に次ぐ企業での評価は…


失敗時の指示が


「カンと経験」大マイナス
「事例により」中マイナス

だ、そうだ。


Mさんが一番軽い処遇になる回答は…



「マニュアルにあったから。」





寂しい感じがするのは私だけだろうか?

確かに、社外に知れる大事になると「マニュアル通り」がMさんを守る再短距離ではある…が  

Posted by ノア at 03:22Comments(2)

2009年06月19日

職人なら…

職人の方に質問。

専門書や入門書などの書籍に疑問を抱いたことは無いだろうか?


正しい記述。

不要な記述。

間違いな記述。


役にたつ記述は、1冊につき、僅か…。


同業者の友人は、割にうだつの上がらない職人である。

もとが不器用で手順が悪い。

しかし

その友人と技法の話をしていて「ハッ」とさせられた。


私「何冊も買ったけど、立ち読みしてるときは良さげだけど、新しい発見なんてナカナカ無いよね〜。1つぐらいかな。」

友人「当たり前やん。今、二人で話してたような当然のことすら、本に書いてるの見たことないやろ?」


そうなのだ。


なかには本当にためになるものもあるが、99%はビデオも本も…わかりきったことを書いているにすぎない。


しかし…


100冊読めば、10個プラス1冊分は向上する叡智がある。


高みへ

高みへ


職人の向上は尽きない。  

Posted by ノア at 03:03Comments(2)

2009年06月13日

石の上にも三年

石の上にも三年


座右の銘ではない。


しかし

仕事では、この言葉を刻みながら今まで来た。


最初は、
「お客様、ごめんなさい」
の、三年である。


仕方ない。


10人、100人、1000人…


当時、1日に10人ペースで始めた整体業。


どんなに下手でも1000回すれば、1回目より上達していると思う。


1000回を越えると、次の技に挑み、また1000回。


この仕事をして14年。

いまだに仕事に関しては「石の上にも三年」な私である。

  

Posted by ノア at 01:57Comments(2)

2009年06月13日

治りたくない人

お客様の紹介で色白のポッチャリした女性、Oさんが来店。

50歳前後だろうか、悩みは肩凝りである。


Oさん「子供の頃からの肩凝りで、学校を休むほどでした。いろんなトコに行きました。肩以外はなんともないんですが、どうか助けてください。」

確かにきつそうなコリである。

Oさん「やはり、運動したほうがよいのでしょうか?」

どこにも鍛えた筋肉は無い体である。

私「今まで何もされてないんですよね?運動!と気負わず、日常で少しでも体を動かすのが良いと思いますよ。」

Oさん「でも、運動しないとダメですよね。」


わかっているなら、とうに運動しているのではないか?
こんな方は運動が嫌いな方が多い。

私「急に頑張るより、散歩でも効果はありますよ。深呼吸をして姿勢を正す。それだけでも、かなりきついはずです。」


Oさん「ではウォーキングをします。」


ふと、聞いてみた。

私「常に肩はキツいんですか?」


Oさん「日中はなんともないんですが、夜になると気になるんです。」



そして、翌週も来店。

Oさん「やはり、キツいんです。ここでダメなら、お参り所で祈祷しかないと思っています。」

私「朝からキツいですか?」

Oさん「夜になると思い出したようにキツいんです。運動したほうがいいですか?」

私「深呼吸なさってますか?」

Oさん「深呼吸ですか?」


こんな方は、なかなか肩凝りは軽減しにくい。

こんな方は、治りたくない自分も同居しているのだ。

私「肩は前回より良いみたいですね。」

Oさん「腰が昔から悪くて、腰が痛いんです。」

私「では、次週までに1日置きにウォーキングをなさったらどうですか?」


それきり、彼女は来ない。


彼女が詐病というわけではないが、治りたければ、もう少し必死になってほしい。


それとも、祈祷を受けて肩凝りが消えたのだろうか…?  

Posted by ノア at 00:55Comments(4)

2009年06月08日

幽霊

眠りかけに金縛りにかかり、夢か現つかの幽霊を見ることは多い。


昼間、人の気配がして…と思うと、誰もいなかったことも時折。

触られた感触で振り返ったこともあるが…





はっきり、昼間に異質なものを見たのは一度だけ。


中学の部活の時。

練習に遅れて参加した私は、着替えるため(剣道)1人で部室に行った。

防具を取りながら足元を見ると、すぐ後ろに足が見えた。

誰かが何かを取りに来たのだと思い

「すぐどくから、待ってね。」

と言いつつ、振り返ると誰もいなかった。


霊って何だろう?

本当に存在するのなら、大切な人に会いたいものを…。


  

Posted by ノア at 03:04Comments(6)

2009年06月08日

人を好きになる瞬間

高倉健さん

云わずと知れた大大俳優。

格好いい。

演技が素晴らしい。


…が、

私が健さんを好きになった理由は、上記ではない。


かなり昔になるが、映画『南極物語』がキッカケ。


犬が可愛くて見た映画だが、その中で、健さんが書いた手紙が画面にアップされる。


これが、女学生が書くような丸っこい文字なのである。


未だに、あれが本人の筆か、スタッフが代筆したものか迷うのだが…

健さんの手製と思うと、

なんとも可愛らしい。


人を好きになる瞬間…


健さんの、私には見えない『私的』な意外性。


人の魅力を感じた瞬間…



私はギャル文字で健さんに惚れました。

(^.^)b  

Posted by ノア at 02:41Comments(4)

2009年06月03日

哀しみの表現

「格子戸を、くぐり抜け…
♪」

中年期の方なら、わかる歌詞である。

これを書いた方は
「安井かずみ」


彼女の親友である加賀まりこが
「格子戸は、くぐりぬけないわよ!」
と、言ったのが印象的だ。


数奇な運命を辿った作詞家、「安井かずみ」を調べると

私の年代ならでは…
マクロス
「愛・覚えていますか」
を書いていたことに驚く。作曲家の夫・加藤和彦との数ある合作の一つ。

波乱な人生の末に結ばれた二人が作詞、作曲した名歌である。


さらに、安井かずみさんは、教科書にも載る「ドナドナ」の日本歌詞をつけた方である。


大変、純粋で美しい彼女を現世から奪ったのは、肺癌。

私が、このブログに書きたかったことは、ここから始まる。



肺癌というのは、息が苦しい病である。

ゆえに、2歳半からの喘息キャリアである私が過剰反応するのかもしれない。

しかし…

私の胸を長く打っているのは、歌詞でなく、本人の記した次の詩のような日記である。



『11月8日(死の5ヶ月前)』

悲しみはグレイの塊になって
お腹の底にズシーンと…


から始まる日記だが、

上のフレーズば、何かしら忘れない。



『悲しみは、グレイの塊になって、お腹の底にズシーンと…』


これは、彼女にとっては『肺癌』の比喩だろう。


深く…

自分では如何ともできない悲しみや不(負)のすべてを、これほど素晴らしく喩えられる人がいたことに驚く。


似て非なる話だが、

恐れ多いが、美智子様を
『ウーンテッド・ヒーラー』
と呼んだ心理大家がいる。

美智子様は、自身が傷つかれてこそ、皆の悲哀・不運を理解し、癒す。


自身は辛かろうが…。

世の中、素晴らしい救世主は常にいるものである。



ありがとう!愛
安井かずみ(著)



  

Posted by ノア at 00:11Comments(3)

2009年06月02日

きんさん ぎんさん

明治生まれの一卵性双生児、『きんさん、ぎんさん』を覚えているだろうか?

107、108歳の長寿姉妹である。

実は、マスコミに注目される以前は、二人とも軽度の認知症で90代からは物忘れがかなりひどかった。

静かな、あまり動かない生活が長寿の体を着々と老化させていた。

それが全国的に有名になり、取材を受けたり旅行をするようになってから、見事に認知症は改善されたそうだ。

常に新しい経験・刺激。
毎朝15分の散歩で下半身の筋力トレーニング。
これらが認知症を改善する上で有効だった。

姉妹は互いに負けじと競い合い、鍛練した。
常にライバル視する発言は映像にも数多く残されている。

食事は双方、腹八分。魚を好んだ。


そんな二人の『ストレス発散』がユニークだ。

ぎんさんは末娘と同居していたが、ストレスが溜まると娘にあたり、親子喧嘩が始まる。
やがて自然に機嫌がなおる。
娘は「定期的なストレス発散」と軽く受け流していたそうだ。

一方、きんさんは息子と同居。
実子でも息子に対しては娘より遠慮する。
自然、無口になってイライラしてくる。
それを息子は「ストレスが溜まった頃合」と見て自分から喧嘩を仕掛けるのだそうだ。
きんさんは素早く反応。
時には杖で息子を叩く。
そして、こちらもやがて機嫌がなおる。


ただ、喧嘩が激しい親子というのではない。

娘も息子も「ストレス発散」と心得ていてこそ、有効な手段なのだ。

いがみ合い、孤立する喧嘩でなく、こんな喧嘩は家族ならではだなぁ〜と感心してしまった。


そんな二人は死期をあわせるように1年の差で他界。

二人の残してくれた人生訓はわかりやすく、たやすいように見えて難しい。


『悲しいことを考えず、楽しいことを夢見る。
人間、大事なのは気力。
自分から何かをする意欲を持ち続けること。』




晩年長寿の達人たち
別冊歴史読本84


  

Posted by ノア at 11:28Comments(9)