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2009年07月25日

雨の日の常識

雨、雨、雨な毎日。

先月は梅雨なのに日照り続きで、風物詩、カタツムリを見かけなかった。

そのまま、蝉のけたたましいモーニングコールな日々になった。



私は、背が低い。

小さい頃から小さいので、日常生活のほとんどを背伸びしている。

コロンコロン転ぶので、大怪我はないが生傷はたえない。

歩くときも、立つときも、爪先に近いほうに重心がある。
当然、膝は伸びたまま。
…なので、つまづきやすくなる。

ことに、気づいた。

頑張って矯正した成果で、この年(←どの年?)にして、転びにくくなった。


しかし、雨の日は滑る。
この府内町は店舗が多く、光沢のある床は特に、つるん・ステン・危険…。


ふと、聞いてみた。

私「Kサンは滑りませんか?」

Kサン「滑るよ。」

私「転びますよね〜。」

Kサン「滑るから転ばないように気を付けて、踵に重心を置いて歩幅を広く歩く普段のやり方をしないよ。」

私「え?気を付けてるんですか?」

Kサン「じゃないと滑る。」

私「考えて歩くんですか?」

私「(@_@;)?」

Kサン「(@_@;)?ええっ?考えてないの?」

信じられないという表情をお互いがしていたが、あきらかに私が間違いのようだ。

でも、でも、私にとって、衝撃的なことで信じがたかった。


歩き方を矯正するために頑張ってきたが、普段、考えながら歩いたことなんてなかった。


参考までに、アミトの『と』に聞いてみた。

と「気を付けて歩くよ。」


!!!

みんな滑るんだ!
滑るから転ばないようにしてたんだ!


今日から、雨の日は注意して歩くことにしよう
(・・;)

  

Posted by ノア at 14:08Comments(10)

2009年07月19日

お1人様のランチ

宴会の下見を兼ねて、ある居酒屋のランチに行ってみた。

以前、1度だけ来たことがあるが、狭めの個室がズラリと並び、奥が宴会場となっている。

平日の昼間、入口には誰もいない。
呼び出しベルを押して待つことしばし…。


私「1人です。」

店「あ〜、ランチの時は1人のお客様はお断りしております。」


そうですか…。


全室個室だけれど、一室が部屋になっているわけでもなく…。

気持ちはわからなくもないが、ガッカリしてしまった。


気を取り直して夜、再び訪れた。

今度は1人でも問題なく通された。


そして会計時。
愛想の良いお兄さんが、
「お1人だったんですか?次回は皆さんでお越しください。」

と、お見送りしてくれた。

ランチ時に1人お断りの店は他にもある。
けれど、居酒屋はメインが夜なのだから不思議な感じがする。


1人の客の前には紹介してくれた団体常連がいるかもしれない。

1人の客の後ろには次回の団体がいるかもしれない。

1人で勇気を出してドアを開け、1人で断られる恥ずかしさはきまりが悪い。

せめて、『ランチ時、お1人様はご遠慮下さい。』の貼紙が欲しかったと思う。

それきり、その店には行きづらくなってしまった。

  

Posted by ノア at 16:08Comments(15)

2009年07月13日

楽しめる人

子曰く、
これを知る者はこれを好む者に如かず
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず
『論語 孔子』


少しわかりやすく置き換えれば
『どんなに知識があっても、好きになれる人には及ばない。
どんなに好きになれても、楽しめる人にはかなわない。』
となる。


何にでもあてられるけれど、私には仕事意識にピッタリくる。


同時に、尊敬するある方が、
「仕事って、公私混同だよ。」
と言っていたのを思い出す。


この言葉を聞いて以来、私は休みが無くても、私生活でも仕事のことを考えても、ワクワクした楽しい気分でいられるようになった。

職人だからこそ思うことで、万職にはあてはまらないのかもしれないけれど…。  

Posted by ノア at 00:19Comments(3)

2009年07月11日

ラストorニュー?

久々に向かったBARルチアーノでは、すでに仲良し風な男性3人組が飲んでいた。

その中の方が所望した酒は、ボトルのぎりぎりラスト1杯、話題提供にマスターが

「ラストと、ニューボトル開栓。どっちが嬉しい?」

この問いは、会話の流れで消えていった。


私は…

「ラスト」が嬉しい。

なぜなら、

例をモルトウイスキーにすれば、その年々で味が違うが、同期は数本いる。

しかし、

ラストには、出生の他に、開栓からの歴史がある。

と、

答えないままに退出してしまった…

(^o^;  

Posted by ノア at 01:11Comments(4)

2009年07月10日

猛暑、冷房注意

日本の夏は、どんどん暑く不快になっています。

エアコン無しでは過ごしにくい日々…。


しかし、体を冷やし続けることは体の機能や神経に、よくありません。

冷房がよくないのは、局所を冷やしすぎること。

体温は冷所でも自律神経により一定に保たれていますが、皮膚温は外的条件により上下します。

そして、神経は皮膚の温度変化に敏感に反応する性質があります。

運動神経が伝わる速度は、通常1秒間に50〜60メートル。
それが、皮膚温が下がるとスピードが急激に落ちます。

1時的なものですから、冷房を消したり、外に出たりして皮膚温を戻せば治りますが、長時間、下がったままだと圧迫されたときと同じ状態になります。


冷房の効きすぎる部屋に長くいると、触感が鈍ったり手足がしびれる人がいますが、それはこのような理由によるもの。


特に、部屋の中で動かない場合はエネルギーの産出が少ないので更に冷えます。

タクシー運転手や店舗勤務で強めの冷房の中にいる人は夏でも長袖を着て、お客様に快適な空間を用意しています。

しかし、洋服から出ている部分が顔面神経麻痺になったり手首がしびれるという神経障害を引き起こすこともあります。

ミニスカートやタンクトップも要注意。
長時間、冷えた場所に行く場合は布、1枚でも羽織るものを持参する習慣をつけましょう。



  

Posted by ノア at 12:42Comments(8)

2009年07月09日

夫婦円満2

前出の正直なおじいさん…は仏教でなく、アンデルセンでした(^o^;


お金に困った老夫婦。
おじいさんが駿馬を売りにいきます。

駿馬を牛と交換し、
牛を山羊に交換し、
山羊を鶏に交換し、

最後に鶏を腐りかけの林檎1袋と交換しました。

おじいさんは騙され続けたわけです。

それを見ていた大金持ちが、
「ばあさんは、さぞかし怒るだろう。」
と言うと、

おじいさんは
「いいや、ばあさんはいつも、おじいさんのすることに間違いない!と言うよ。」
と答えます。


そんなことがあるなら、土地をやるぞ!と笑いながらついていく大金持ち。


家に着いたおじいさんは、おばあさんに道中の出来事をはなし、腐りかけの林檎の袋を渡します。


おばあさんは
「おじいさんのすることに間違いない。」
と言って、腐りかけでも林檎を欲しがっている隣の家に持っていきました。


食料が必要な隣人は喜び、老夫婦は約束どおり、土地をもらい裕福に暮らしました。


とさ

  

Posted by ノア at 00:44Comments(2)

2009年07月08日

夫婦円満

私は仏教徒だが、聖書の中にも印象に残る話が多くある。

例えばこんな話、

「夫には主に仕えるように仕えなさい。
もし、夫が泥棒で、そこに見張りをしておれと言ったら、黙って見張りをしていなさい。
それを賢そうに、泥棒など悪いことだからやめなさい、などと言うと、それは主に仕えるようには仕えていないことになる。
ずいぶんひどいことを言うようだが、これを心がけた妻たちは、みな夫婦円満だ。」


これをもとにしたのかなぁと思うのが、
『ルパン三世、カリオストロの城』
のクラリスの言葉。

「泥棒はまだできないけれど、きっとなります。
だから、連れていって。」
と、ルパンに自分からプロポーズするくだり。


これが正しいと言われると不思議な気もするけれど…。


数千年の歴史が立証しているのだから、夫婦円満にはなるのだろう。


そういえば、仏教にも夫の言葉を疑わない妻が、夫婦でお金持ちになる話があったなぁ…。


夫婦関係も変化してきた昨今もそうだろうか?

既婚の方々に聞いてみたいなぁ(^.^)。




  

Posted by ノア at 15:46Comments(5)

2009年07月08日

プロフェッショナル

脳外科医、世界的に有名な福島孝徳先生は


「私の人生99%は脳外科。
人より良い仕事をしたいなら、仕事量をこなすこと。
勉強せず遊びながら『ビックになりたい』なんて無理!
どんな仕事でも才能と良きコーチは不可欠。
でもそれらの上にあるのは常に努力。」

と、インタビューに答えている。


私の知人にもプロフェッショナルの域に近い人達は人生の大半を仕事のために使う。

働くだけが仕事ではない。
あるシェフ、K君はテレビを見ても本を読んでも会話をしても…

何かしら料理のことを絡めている。


私もそうだ。

整体に関することばかり考えている。

心理学、宗教、医学、スポーツ、食事、遊ぶときも整体に関連づけてみる。


そして、はじめて人より少し高みへいける。


また、「神の手」と評される福島孝徳先生は

「私は神なんかじゃない。
なぜなら、神の手を持つはずの私は手術にむかう時、必ず
『神様、助けてください!』
と、心の中で祈る。」


と、おっしゃる。


シェフK君も、私もそうだ。

住宅営業のOさんも、基礎ができたばかりの誰もいない家に向かい、
「どうか、良い家を建ててください。」
と、祈る。


手術も料理も整体も建築も、

すべては「その人のためだけ」

に尽くす。


プロフェッショナルを目指す!
あるいは
プロです!
と豪語する最近の若者達の大半は怠けすぎているような気がする。  

Posted by ノア at 15:25Comments(2)

2009年07月02日

むく鳥の夢



浜田廣介

私が大好きな明治生まれの童話作家である。

菫が踏まれたときは心配するタンポポに
「痛いくても、子供は踏むつもりでなかったのだから、我慢しましょう」
と言う。

タンポポが踏まれたときは、誰にも励まされなかったので
「わたしはシッカリしていよう。花になるように。」
と頑張る。

菫の優しさとタンポポの強さ…。


さて、私が一番、好きなのは
『むくどりの夢』
である。


お母さんが亡くなっているのに気付かない子供と、子供にお母さんの死が言えない父親の話である。

子供はお父さんの言葉を信じて、お母さんの帰りを待つ。

帰りえない母を…


しかし

好きなんだけれど、いまだにラストの意味がわからない。

誰か…知ってる?

か、

これを機会に読んで理解できたら、教えてほしい。


大好きな童話の、大好きなむく鳥のひなの気持ちを…。


  

Posted by ノア at 00:25Comments(2)