2011年10月11日

谷の叫び声

陣屋の村付近にオオイタサンショウウオの生息池があります。

竹林がある谷で、水が綺麗なこの場所はNPO法人グリーンインストラクターが由布市に許可を受けて手入れしています。

手付かずの自然が豊かなのは人が入れない広大なところ。

小さな山や森は人が手入れしてこそ健康で人に多くの恵みをくれます。

せっせと森林ボランティア達は手入れし、

子供達にオオイタサンショウウオを観察させたり、七夕には学校に竹を、正月には竹飾り講座を開いたり…

オオイタサンショウウオや生きものたちは心地良く住んでいたのです。

竹林をより良くするため、竹に印を付けたりして長年研究してきました。



ある日、作業に行くと、竹林は消えていました。

もちろんオオイタサンショウウオが住んでいるはずもありません。

由布市の指定管理業者がどんどん手を入れていたのです。

グランドゴルフ場を作るために。


何か通達があれば、せめて植物やオオイタサンショウウオを移すことも出来たでしょう。


来月、私は県主催の森作り大会で樹を植えに行きます。


すごい矛盾を感じます。


自然は生きています。

感情がないと言い切れません。


思うのです。

ここの地にとって昨日まで人間は味方でした。

だから恩恵を人間に返してくれていました。

破壊された瞬間から、裏切り者の敵です。


静かな怒りは脈々と貯えられ、いつか天災となる。



詳しくは下記のブログをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/toyomori05/



Posted by ノア at 13:49│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。