2010年02月27日

強く強く痛く押して〜

「強くしてください」

「痛くないと私には効かない」

「油汗がでるほど痛く押しきらんのなら、意味がない」


特に、「あ」の施術を最初に受ける方から言われます。

「あ」はミニチュア族なので、特に不安なのでしょう。


そんな方は、驚くほど強く痛い施術を受けて、格段に効果があった経験を持っています。


相性のよい施術者にめぐりあったのでしょう。

スポーツ同様、苦しみに耐えるほど達成感と爽快感を感じてやみつきになる…
のも理解はできます。
事実、そんな話を聞きます。

傷ついても壊れてもいいから、痛めつけてくれ!と…


「あ」は…

驚くほど痛い施術は滅多に必要ないと考えています。

1時的に軽く感じたり可動が良くなるかも知れません。

しかし…皮膚の下の何かを傷つけた可能性は高いと思ってしまいます。


テレビ番組で足裏を棒で押されて悲鳴をあげるシーンが放映されて以来…

足ツボ押圧は手応えありだと悶絶するほど痛いのだと思った人が多いようです。


悲鳴をあげる場所は他と同じ強さで押しても格段に痛いのは事実。

しかし…悲鳴をあげるほど強く押すほうが効果的なのでしょうか?

心地よい刺激や痛気持ちいい刺激でも効果は半減しません。

その人の好みかも知れませんが、好むなら、より気持ちいい、痛気持ちいい施術を好むほうが体によいと思います。

「撫でるような生ぬるいことでは…」

満足しませんか?
それは、撫でるような施術をする人が、浅い部分にしかアプローチしていない場合が多いからだと思います。

深く強く押す訓練をして、初めて認識する体の部分があります。
繰り返し認識すると、強く押さなくても少しの圧でも深い部分にアプローチできるようになります。

強く=深くではないと「あ」は考えます。


強い強い施術に慣れた方の体は繰り返し押された場所が血の通わない瘤のようになっていたり、強く強く押さなければどうしようもないぐらい硬い表面になっていることがよくあります。

そして、それを自慢する方も多いのです。

施術者も力強さを自慢する傾向にあります。


コリを改善したいならば、この悪循環をやめてはいかがですか?

やめると硬さを自慢できなくて不満ですか?



空手家の友人は、鉄柱を蹴っても痛くない弁慶の泣き所を作るために

すねをビンでガンガンと叩いていました。

足全体が腫れたら休み、また叩く…

繰返すうちに弁慶の泣き所は痛みに鈍感になります。
硬い硬いすねの出来上がりです。



もうじき、春

強く強く痛く押して〜

武装解除しませんか?


※「あ」の考えであり、他の施術者を非難するものでも否定するものでもありません



Posted by ノア at 16:57│Comments(2)
この記事へのコメント
何も言わずに施術されたほうが気持ちいい(○・`д・)ノ ダー!!

癒されに行きたい・・・( ・ω・)ノ@ パシッ
明日も仕事・・・( ・ω・)ノ@ パシッ
仕事が早く終わったら連絡する(○・`д・)ノ ダー!!
Posted by みよ at 2010年02月27日 19:42
みよ様
ご意見はドシドシどうぞ
一緒に良い時間を作っていきたいです
Posted by アミトの『あ』 at 2010年02月27日 21:45
 
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