2014年04月26日
彼女の人生、いろいろ
「可愛い ひとり娘を なんで箱に入れとかんかった?」
今でも、友達に言われた言葉は砂に水が染み込むようにスーッと入ってくる。
「なんで ひとり娘を 神様は取り上げてしまわれたやろか」
今でも 時折 時折 思う。
「あの子、ほんとに いたんやろうか」
ぼんやり 思うこともある。
７６歳になった。
一緒に泣いた旦那は５年前に他界した。
二十歳で天に召された娘を育てて２０年。亡くして３０年。
人の人生は それぞれだ。
良いこと 悪いこと 辛いこと 嬉しいこと。
人の人生は それぞれで、
誰でも 自分の人生だけ 生きている。
私にできるのは、彼女の良いこと 嬉しいことを ともに喜び
彼女にとって悪いこと 辛いこと をはやく過ぎ 癒えるよう 願うことだけ。
Posted by ノア at
23:05
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