大丈夫・my friend

もう、3年は顔を見ていないS.K君から電話があった。


あ「久しぶりだね〜元気ぃ？」

S.K「元気じゃないから電話してんのぉ。」

あ「あらら〜またかぁ」

S.K「人生、最大の壁を登ってんだよ。」

あ「そかぁ。んじゃ、それ越えたら〜後は最悪にはならないのね。」

S.K「そうなんだよ。越え方もわかってるんだけど、越えきらないんだよ。」

あ「気持ちが？」

S.K「たぶん、気持ちが。」



『つらいんだよ』

『逃げてしまいたい』

『そんな今がチャンスなんだ』



時折、素直に気持ちをぶつけてくるS.K君。

とても正直な人なのです。


『助けて』でも『協力して』『相談』でもなく、

ただ、気持ちをぶつけるだけ。

こちらは、受け取るだけ。

『大丈夫』って、誰かに言ってもらうとパワーアップする単純な人。


そして、互いが少し元気になる。


私は『つらいんだ』と言うのが苦手で、言うときは救いや実質的な手助けを求めるときである。


正直な、まっすぐなS.K君。

彼から『つらいんだよ』と言われることで、、

私もそうだ…みんなもそうなんだ…と、少し私も楽になる。


S.K「なんか自信が持てそうなラッキーな言葉をちょうだい」



頑張って壁を越える勇気、今朝はできたかなぁ？


心が折れてしまわないように。

また、つらくなったら電話しといでね。



『大丈夫！
貴方は壁を越え、先に進む。
なぜなら、貴方の未来の立ち位置に、ここは似合わない。
ここから、はみ出して越えて行ける。』