超能力少女???

ノア

2010年06月28日 15:34

小学生時代、ミステリー雑誌『ムー』が流行った。

ある時、指で文字を読む子供たちの特集があった。

確か、UB現象と名前がついていた。

訓練次第で誰でも出来るという訓練方法が掲載されていた。

(・・?)

素直な私達は、砂に水がしみ込むように、

「そ〜なんだ〜(^^)」

と、目を輝かせた。


訓練方法とは、、

必要な人数は2人。

まず、皺のない白紙に0〜9までの数字を縦4センチ×横3センチほどの大さで横並びに書く。

1人が0〜9から、数字を1つ選び、相手にわからないように紙に書いておく。

その数字を当てるために、ゆっくりと人差し指で先程、書いた0〜9の数字をなぞる。

急に指に抵抗を感じたり、数字からそれたりと、何らかの異変を感じたら、それが当たりという訓練。

テレパシーではないので、相手と波長とかは必要なく、透視ではないから、集中とかも関係ない。

ただ、なぞって指の異変を感じるだけ。

実は、最初から意外とあたる。

50%を楽々超えていた。


Oちゃんと私は何日か熱中し、、

ある時、同時に数を書いて隠し、同時に当てるというやり方をしてみた。

最初の3回ぐらいはいつもと同じく。

しかし、5回目で、互いに「あれ?」と感じた。


連続して、2人とも同じ数字を書いている。

「え?」

と6回目も同じ。

「それじゃあ、、」

今度は当てっこでなく、数字を書いて「せーの」で見せることにした。

なぜか、大変だぁ〜みたいな意識はなく、

おかしくて、笑いながら、書く。

当てるという気持ちはなく、自分で選んだのを書くだけ。

それでも同じだ。


先生が授業を始めるまで続け、10回以上、1度もはずれなかった。


その後、同じ事は起こらなかったし、不思議ともあまり思わずに、自然に違う遊びに熱が移った。

超能力や幽霊や妖怪を信じていたから、次々に興味の湧く遊びがでてくるのだ。

でも、


あれ、なんだったんでしょうね。