バレンタイン&旧 元旦
『あまり言葉のかけたさに
あれ見さいなう
空行く雲の早さよ』
〜閑吟集〜
バレンタインというと、夏の匂いの強いこの歌が浮かぶ。
大意は
『片恋の男性に話しかけたくて、でも、いざとなると緊張して
「空を行く雲が早いですね」
なんて、どうでも良い話題しかでてこない。』
という可愛らしい歌。
でも私には
『大好きな人を見かけて追いついて話しかけたいと思うのだけれど、
いざ声をかけられる距離になると彼の背中を見ながら、どうしても勇気がない。
早くしなければ空を行く雲のように止まらずに行ってしまうのに。』
という光景が浮かぶ。
天気の話でもいい。
声をかけることができたら…。
みなさんは、どんなバレンタインをお過ごしですか?
(^^)