夫婦円満2
前出の正直なおじいさん…は仏教でなく、アンデルセンでした(^o^;
お金に困った老夫婦。
おじいさんが駿馬を売りにいきます。
駿馬を牛と交換し、
牛を山羊に交換し、
山羊を鶏に交換し、
最後に鶏を腐りかけの林檎1袋と交換しました。
おじいさんは騙され続けたわけです。
それを見ていた大金持ちが、
「ばあさんは、さぞかし怒るだろう。」
と言うと、
おじいさんは
「いいや、ばあさんはいつも、おじいさんのすることに間違いない!と言うよ。」
と答えます。
そんなことがあるなら、土地をやるぞ!と笑いながらついていく大金持ち。
家に着いたおじいさんは、おばあさんに道中の出来事をはなし、腐りかけの林檎の袋を渡します。
おばあさんは
「おじいさんのすることに間違いない。」
と言って、腐りかけでも林檎を欲しがっている隣の家に持っていきました。
食料が必要な隣人は喜び、老夫婦は約束どおり、土地をもらい裕福に暮らしました。
とさ